暴太郎戦隊ドンブラザーズ/ファイナルライブツアー福岡公演

2023年5月21日、FLT福岡公演に行ってきました!2回目のほうです。
楽しかった!!!最高だった!!!!!ので感想を書きます。

※思い出記録を兼ねているので、公演全体のネタバレを含みます。

前提

本編視聴時の感想はこちらにあります。
ドンブラザーズめちゃめちゃ楽しかった!ソノニがとくに好きですがみんな好き勢です。

全体

私の席は2階の端のほうでソノニ役の宮崎あみささんはかなり遠かったのですが、一番近かった雉野つよし役の鈴木浩文さんがすごくこまめにニコニコと客席に手を振ってくれたので満足感がすごかったです。いや…ありがたすぎませんか…?
自然とずっと鈴木さんを見ていました。挨拶でも泣かされましたし(後述)、私にとって今回の公演は鈴木浩文さんの印象が強すぎました。

1部 『ファイナルライブ「じごくさいばん」』

『タロウの傲岸不遜さが多くの人を傷付けている』という裁判の形式ですが、途中から様々な訴えが入り混じりだしてめちゃくちゃになっていくいつものドンブラザーズ。なんだかんだみんなタロウのことが大好きで、タロウもみんなのことが大好きな気持ちを隠せていなくて幸せになりました。
本編で「人に好かれたいという気持ちはわかる。だがそのためになにかすれば卑しくなる」と言っていたように、『人間には抱き続けることが難しい高潔さ』と『周囲の人々に嫌われることを寂しいと感じる人間のような弱さ』が同居する存在が桃井タロウだと思っているので、みんながそのままのタロウを大好きでいてくれることが嬉しい。そんなドンブラザーズが大好き。

地獄でも警察に追われている翼には笑ってしまいましたし、翼が天然ボケを披露するたびにソノニがこまめに「かわいいんだな、翼…」と萌えていて(あれは『萌えている』としか表現できない)、そんなふたりを見て私もニコニコになっていました。
知りたかった愛を知ったどころか手に入れたソノニ、戦闘中まで翼を探してソノザに怒られるくらい翼のことで頭がいっぱいでかわいすぎる…。
というか、タロウ&ソノイと翼&ソノニのアクセルの踏み込み方がそれぞれすごい!!!!!なんだこれ!?
これらが全部『脚本:井上敏樹』だから最高なんですわ。

めちゃくちゃなだけではなく、最後の「前を見ろ。人の目は前を見るためについている。そして俺たちはそこにいる。それが縁だ」は同じ空間の、舞台と客席という立ち位置で聞けて本当によかったです。

2部『Don!Don!笑え笑え!トークショー!&DON!音楽祭』

翼とソノニ、こまめにかわいかったな…。

お題『犬塚翼がバスケ漫画にいたら』

翼役/柊太朗さん「ソノニ、このシュートが決まったら愛の言葉を教えてやる」「……外したな……」

このかっこつけて決まらないオチが翼らしい。ソノニも絶対「かわいいんだな、翼…」と萌えている。

お題『ソノニが魔法少女だったら』

ソノニ役/宮崎あみささん「ちちんぷいぷい 翼が私を好きにな~れ☆」

かわいい…かわいい…。

キャストさんの挨拶

雉野つよし役の鈴木浩文さんの「皆さん、これがドンブラザーズです!僕たちが魂を込めて作った、皆さんが愛してくれたドンブラザーズです!」で泣きました。現地でこれを聞いた瞬間、帰宅したら絶対にブログを書いて今日のことを記録しようと決めた。この記事はこの言葉のためにあります。
私は本編でも一番号泣したシーンがつよしの「(ドンブラザーズは)僕の…誇りです!」なので、なんというか…それこそ縁を感じて心に刻まずにはいられない…。

ソノニ役の宮崎あみささんは「私たち(脳人トリオ)はファイナルライブツアーに来られるかもわからなかった」「私にとっては、ここにいられること自体が奇跡みたいなもの」と仰っていて、そういえば山口で公演があったのも10年ぶりだったそうですし、他のかたの挨拶からも全体的にドンブラザーズが商業的にも成功したことへの感謝と作品への自信を強く感じました。
彼らがFLTを晴れの舞台にすることができてよかった…本当に…。

最後に

帰り道でも寂しいような幸せなような気持ちがずっとありました。そういう余韻が就寝まで抜けなかったのでその気持ちを突き詰めてみたら、たぶん近年は期限を定めずに続いていくコンテンツ(ソシャゲなど)にばかり触れていたので、特撮の1年間+αに全てを懸けてどうあっても終わる形式に切なさとか寂しさとか熱さとか、そういうものを強く感じているのだと思います。あと単純にすごく楽しかったから離れがたい!

幕末Rockぶりに箱推しという感覚を理解させてくれた作品でもありました。本当にありがとうございました!